お住まい相談員座談会

お住まい相談員座談会

自分が息を引き取る瞬間に思い出す人って
何人かいると思いますが、それに入るかもしれない。
そんな重要なことをしているという意識はあります。

高齢者住宅の紹介って、難しそう、忙しそう、大変そう…こんなイメージがありませんか?
よく知らない職種に挑戦しようと思う時は、誰でも不安なものです。
そこで、お住まい相談員のことをもっと知ってほしいという想いから、座談会を企画。4人のお住まい相談員に、仕事の魅力からプライベートの話まで、本音をたっぷりと語ってもらいました。

仕事の魅力について

お住まい相談員をしていて、やりがいを感じる瞬間は?

ご紹介いただいた方がさらにまた紹介くださって信頼が積み重なっていくときです。

入居された方やご家族が「老人ホームに住んでみて良かったと、うれしくて思わず電話した」と、お礼を言われたときには本当に感激します。

そうですねー。

一番は「ありがとう! 深川さんには感謝しています」とお礼の言葉をいただける瞬間です。また、ソーシャルワーカーさんやケアマネージャーさんから「他の紹介業者は使わず深川さんだからお願いしています」と言われたときですね。

最近は入居してから連絡いただくことも増えました。「助かった」「ありがとう」と。お役に立てたようでうれしいです。

入居をお手伝いした方が、何年か経って状態が変わられ、また私に転居先を相談くださるのはうれしい限りです。

このように信頼を集める秘訣や、意識していることは?

話のまとめ方と進め方。私たちの介入が忙しいメディカルソーシャルワーカーさんの負担軽減につながっているようです。

迅速な提案、報告、細やかな気配り、想定される事前の相談と段取りが信頼関係をつくると思います。

退院調整まで行っていることも秘訣ではないでしょうか。

いかに迅速に動き、提案、こまめに報告・連絡することですかね。たとえ入居に結びつかなくても「本当に助かりました」と言われ、同じ居宅介護支援事業所の別のケアマネージャーさんからも相談をいただくようになりました。

ご相談者だけでなく、ケアマネージャーさん、メディカルソーシャルワーカーさん、ソーシャルワーカーさんなど紹介してくださった方への対応も大事です。

これまでの仕事の中で印象に残っていることは?

高齢者の方はいろいろな事情の中で施設入居をされます。病院を退院してそのまま施設入居のケースが多いため、自宅を一目見たいとの希望がよくあります。 大抵は時間に限りがあるなどの理由で自宅を見ることができないまま入居になるのですが、自宅に寄ってくれたケースがありました。
ご本人は車いすのまま車に乗って自宅を外から見るだけでしたが、施設職員の方が車を止めて藪をかき分け、庭の花を摘んで来てくれたことがありました。
長期の入院中、ご本人に入所の面談で会ったとき「家の庭には水仙が咲いているかしら?家に帰りたいけどもう帰れないのね」と、寂しそうに話していらしたそうです。
そこには、一人のお年寄りに何ができるか、何を望んでいるのかをいつも考えていらして、たくさんの思いやりが詰まっていました。
このことをケアマネージャーさん、メディカルソーシャルワーカーさんにも後日談で報告すると、涙ぐんで喜んでいました。 みなさん、忙しい業務をこなされている方々ですが、介護の現場でしか感じられない感激に触れさせてもらえるのではないかと思います。

入居先もすべて決まって、最後に手を握られて、「もう会えないのはイヤです」って泣かれたことです。

疾患を抱えている人に対して、施設側がなんとか受け入れようとしてくれたことです。坂の上の施設なので外出が大変そうだと心配されるご本人に、施設長がご家族、私といっしょに近所のコンビニまで歩いてくれました。そうしてくれたことでご本人やご家族からの信頼を感じました。

身寄りがなく、生活保護を受給されている方から相談をいただいた時、ご本人と二人三脚でいろいろと動きました。入居先が決まって最後に、「息子みたい。もしくは私がもう少し若ければ彼女になりたかった(笑)」と涙ながらに言われたことです。「彼女」って…、と心の中で思いましたが(笑)。

お住まい相談員の仕事を選んで良かったと思うことは?

政治・経済への興味が深くなったこと。高齢者の背景には、社会保障、医療、介護などいろいろな問題があるので、それを目の当たりにすると制度や仕組みに関して知りたくなり、調べる。どの政党がどういうことを言っているのかも気になるようになります。社会全体について考えられるようになったのでおもしろいと思っています。

医療・介護や介護保険制度について、高齢者施設の具体的な違いや役割、高齢者ご本人やご家族の苦悩など、直接的に関わらなければわからないことを多く学べました。

人生の最期を決める場所をお手伝いするって、すごくその人の人生にとって重要と思うんですね。それを任せていただいて、感謝いただいて…。
自分が息を引き取る瞬間に思い出す人って何人かいると思いますが、それに入るかもしれない。そんな重要なことをしているという意識はあります。

そうですね。病院や居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、施設に行くことによっていろいろな人に出会い、つながりができたこと。また、ご相談者からも出会えて良かったと言ってもらえた瞬間、この仕事をしていて良かったと思います。

ワークライフバランス

仕事と家庭の両立は?

私の場合、89歳の母と同居しているため、できる限り朝に準備をするようにしています。日頃の病院受診は土曜日に、買い物は夜中や明け方、買い物客がいない時間帯に効率よく済ませています。なるべく家庭のことを負担に感じないで仕事ができるようにと工夫しています。
母が急に入院したことがありましたが、スケジュール調整をして周囲にフォーローをしてもらい休ませてもらいました。

私は娘が2人いるので、家にいる時は専業主婦のように動いています。それだけではつまらないので、仕事がいかに楽しいかを常に話しています。

帰る時には必ず連絡をし、息子が早く寝るため、極力早く帰るように心がけています。間に合わない場合は、朝に嫁や息子との時間を少しでもつくるように心がけています。休日は一日デレデレです^^

オフの過ごし方は?

自分の時間はあまりとれませんが、家族のための時間をとることを心がけています。 また、地域の会合やマンション内の活動、どこも高齢者が全体の70%を占める時代の中で少しでも役に立てる活動に関われるようにしています。

私も家族かなぁ…。寂しい想いもしていて、グチとして言わないので気は回します。先日は乗馬体験に行きました^^

土日の朝は認知症予防のために、近所の神社までウォーキングをしています。

若いのに認知症予防って。

ウォーキングの帰りはパンを買って、植物のお手入れをしてから土日の朝はゆっくりと食事を楽しみます。

優雅な休日の朝ですね。

最近! 子どものバスケ大会にハマってる!

それ、前からじゃないですか?^^

下の子もバスケに入ったから、なおさらハマった。

オフは一日中最愛の息子といっしょにお出かけ。その他は、趣味のバレーの試合です。

お住まい相談員を経験すると、地域社会が高齢者や子どもたちを支える大切さを感じますね。

自分が地域や社会に何ができるか考えるようになりました。仕事終了後にそういうゼミに月に一度参加しています。

応募者が気になること

どんな人がお住まい相談員に向いていると思う?

人のつながりを大切にできる人。段取りを想定して組める人。相手の身になってそれぞれの立場でニーズを理解できる人。あきらめない人。感情的にならない人。同情しすぎることがない人。自分の思いを押しつけない人。…かと思います。

おおお~!

■と●です。 「は?」って思うと思いますが、相反する能力が必要というか、それを持ち合わせてい れば良い結果が出ます。
(もっと詳しく知りたい方は、こちら。)

悩んでる人が多いので、明るい人。

明るい人がいいですよね

そうですね。社交的で人の気持ちに寄りそえ、明るくてフットワークが軽い人。

ご家族を明るくできる才能は大切ですよ。

介護の知識や経験がなくても大丈夫?

私は知識ゼロでしたが、研修制度が充実しているので大丈夫です。

私は全く知らずに入社しました。

勉強は必要ですが、必須ではないです。

全然問題ないと思います。

座学研修や先輩お住まい相談員に同行して学ぶことができたのでとても安心でした。わからないことや困ったことなども細かく相談にのってもらえて、2ヵ月程度経った時には1人で何でもしていたと思います。

私は母がケアマネージャーでしたが、何も聞いていませんでした。

今でもわからないことがあれば、社内だけでなく、ケアマネージャーさんやメディカルソーシャルワーカーさんが教えてくださいます。

前職は介護業界だったので知識はありましたが、その当時と今とは介護業界も変わっていたので、先輩お住まい相談員に聞きながら覚えました。

仕事しながら覚えていった感じですね。

土日も出勤というイメージがありますが、実際は?

土日や祝日に施設見学を希望される場合がありますが、比較的少ないです。

普通の営業職からすると、断然少ないと思います。

ご家族の都合上、土日や祝日の出勤はありますが、振替休日がとれるので問題ないです。

休日出勤した場合は振替休日が取れますし、時間調整ができれば残業なしで帰宅できています。

ご家族が40代、50代だと土日での見学もあります。その際は振替休日をとります。振替休日は何がなんでもとりますよ(笑)。有給も振替休日も、いろんな方に迷惑をかけないように段取りすれば問題なく休めます。休みがとりにくいこともありません。出勤前は読書会に参加したり、仕事を定時に終えて勉強会に参加したりと、平日も仕事の時間以外は好きなように過ごしています。

いまの仕事で活かせている、これまでのキャリアで培ったスキルは?

ヒアリングスタイルの営業。夢実現、未来構想などの話を共有する営業。基本的に人の話を聞くのが好きです。みんな話は聞いてほしいから、そのあたりがハマるかな。

締め切りを守る、ということでしょうか。前職の不動産であれば、金銭消費貸借契約がうまくいかなければ絶対に引き渡しができない、車も登記が終わらなければ絶対に納車できない、緊張感あふれる仕事でした。今は、退院日までにいろいろな調整ができなければ(施設を見つけなければ)いろんな方に迷惑をかけるという緊張感があります。

人と仲良くなって人間関係のつながりをもつことと、前職でセミナーや勉強会などを行っていたので役に立ちました。

介護業界で働いていたので、前職をそのまま活かせている感じですね。

最後に、応募を考えている人にメッセージをお願いします!

これからの時代は65歳以上の人口が30%を超えるため、何らかの形で高齢者に関わる職場環境になると思います。高齢者を支えるご家族や介護・福祉・医療関係者をつなぐコアな役割を担って、充実した仕事をしませんか?

^^ ←メッセージです。

いろいろな方に出会え、とてもやりがいを感じられる仕事です! これから高齢者は増える一方です。1人でも多くの高齢者のお役に立てるよういっしょにがんばりましょう。自分の個性を出せて、自分のライフスタイルで働けるとても環境が良い職種です。

人の一生に関わる仕事です。そんな仕事なかなかないですし、やりがいがあります。 未経験者でも大丈夫です。人助けしたくて、会社を成長させたい人はぜひご応募ください♪